セミリタイア・FIREについて

セミリタイア目指して35歳までに3000万円貯めた方法を公開します

更新日:

 

セミリタイアを20代で目指して以来、会社員として得られる収入を原資としながら、資産運用にコツコツと取り組み、2019年で3000万円を達成することができました。

 

平均の貯蓄が500万円と言われる中でいかにしてこのお金を貯めることができたのかについて、その方法などを紹介したいと思います。

 

目次

僕が資産構築を志したのは大学生の時に読んだ「金持ち父さん貧乏父さん」がきっかけ

ちょうど僕が大学生になったころ、ロバート・キヨサキさんの金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)という本が出版されました。

 

大学生時代は実家から学校に通っていたため、アパート代がかかるという事もないし、生活にかかる費用はすべて親に出してもらっていました。

 

しかし、学生のうちはいいけど、大学を卒業するころには就職するなどして自分で生計を立てていく必要が出てきます。

 

そうなった時にこの本に書かれているように、経済的自由を達成して自由気ままに暮らせたらどんなにいいだろうと思いました。

 

そのためには資産構築が必要だし、最低限の生活費を工面できるような収入源が必要になる。

 

まだ僕が学生だった時代には、そういった生き方があることはあまり知られていなかったと思うのですが、そういう生き方があるという事実と、そのためには具体的にどうしたらよいのかという方法論が書かれていたという意味でこの本は僕にとっても衝撃的だったし、その他の多くの人にも大きな影響を与えたのではないかと思います。

 

収入源を作っていくためには元本が必要です。

 

それを手に入れる手っ取り早い方法は、サラリーマンとして給料をもらうことだと考えました。

 

そこで、就職活動では大きい会社かどうかよりもなるべく給料が高い会社を選びました。

 

これを調べるのに一番役立てたのはヤフーファイナンスでした。

 

このサイトには企業情報のところに従業員数や平均年齢、平均年収が掲載されているので、僕でも入社できそうな会社でかつ給料が高い会社を選んでいました(笑)

 

もっと信頼性の高い情報源としては、「就職四季報」というのがあります。

 

 

僕が勤めている会社は名前はあまり知られていないのですが、誰もが必ず毎日使っているありふれたインフラを製造する会社で、参入障壁が高いため、小さい会社なのに安定していて給料が平均よりは高いんという特徴の会社でした。

 

(この会社には10年勤めた後、2019年に転職しました。)

 

とりあえず安心できるのが30代で資産残高3000万円

30代で3000万円のしさんを持っていればとりあえず安心

 

どのくらい資産があれば安心できるかといえば、できるだけ多く欲しいというのが正直なところですが、じゃあ2億や3億を目指していたのでは人生が終わってしまうかもしれません。

 

しかし、現実的に考えて、完全に仕事を辞めてしまえる金額ではないものの、3000万円あればとりあえず安心できると考えました。

 

3000万円はは普通に生活していたらなかなか手に入らない金額

今の時代、金持ちだったり、高給取りな仕事でもしていないとなかなか3000万円はたまらないと思います。

 

実際、最近の資料によれば、日本の貯蓄率はどんどん下がっていて、貯金がないという世帯が多いのが現状なのです。

 

日本人は諸外国と比較して、株式投資などの投資よりも貯蓄に回している人が多いということで、政府主導の政策として「貯蓄から投資へ」というのもありましたが、十分な成果を上げることができませんでした。

 

これは、こういった運動を実施しても日本人の意識を変えられないのではなくて、シンプルな話、日本人には投資に回せるだけの貯金がそもそもない状態なのです。

 

とくに使う目的がなくても、安心のために貯金しておきたい

お金を貯めようと思う場合、なにか使う目的があって貯める人も多いと思います。

 

実際、僕の周りでも貯金していない人がいるのですが、そういう人になぜ貯金しないのかと聞くと、買いたいものがないからと答える人もいます。

 

しかし、「買いたいものがあるから貯金する、買いたいものがないのなら貯金しない」ということではなくて、僕の場合は将来の漠然とした不安をかき消すという意味で貯金があってもいいのではないかと思うのです。

 

モノを買う事だけがお金を持つことのメリットではないのです。

 

仮に月20万円使うとしても12.5年は生活できるということの心強さ

皆さんは毎月どのくらいのお金を使っていますか?

 

僕の場合はこんな感じですね。

 

  • 家賃 5万円
  • 光熱費 1万円
  • 通信費 1万円
  • 食費 3万円
  • 書籍 1万円
  • 趣味 1万円
  • 衣服 1万円
  • 交際費 2万円
    合計17万円

 

家賃がもっと安い賃貸住宅やシェアハウスなどに引っ越ししたりと節約すればもっと削減できると思いますが、現状の生活を維持しようとすると、毎月17万円くらいのお金があればいいことが分かります。

 

税金などの費用も必要になるので、それらとして3万円を加味して一か月の生活費を20万円と仮定し、これで3000万円を単純に割ると、3000÷20=150ヶ月=12.5年間となります。

 

まったく収入がなくても12.5年間生活できるのですが、なんらかの仕事ができれば3000万円をもっと少ない金額ずつ取り崩せばよいので、お金がなくなってしまうまでの期間は12.5年よりももっと長くなるでしょう。

 

途中、何度か大きな出費が必要になり計画的にはいかない場合も出てくるかもしれませんが、10年以上生活できると思えばかなり心強い状態だと思うのです。

 

人生で巡ってくるチャンスに積極的に挑戦していける

学生の頃、家が貧乏だからという理由で進学をあきらめる友達がいました。

 

進学しないということは学ぶチャンスを放棄しているということなのですが、お金がないという事はこういった若い時代に限らず、人生の中で何度か訪れるチャンスに挑戦できない可能性があるのです。

 

長い人生の中ではいろいろな出来事があります。

 

  • 子供が生まれる
  • 結婚する
  • 起業のチャンス

 

子供のためにより環境のいい場所に移住をしたくなるかもしれません。

 

学生時代の友達から起業の誘いがあるかもしれないし、今よりもやりがいのある仕事に就けるチャンスがあるかもしれません。

 

しかし、そういうチャンスがせっかく自分のもとに巡ってきても、子供の教育費、介護、住宅ローンの支払いなどの金銭的なことや、年齢的にチャレンジできないと思ってためらってしまうこともあるでしょう。

 

資産がないということは日々の生活がカツカツなので、こういったチャンスを積極的にとっていくことが難しくなるです。

 

チャンスの神様は前髪しかないといいますが、まったくその通りで、どうしようかともたもたしているうちに、タイムリミットになってしまうのです。

 

資産があれば、人生の中で巡ってくるチャンスを確実にものにする勇気が得られるのです。転職や起業などの挑戦もしやすくなる。

 

資本主義の時代、お金を持っていることは生きていく上で必要な武器を持っているようなものです。

 

節約するにしてもスケールメリットを受けやすい

お金を貯めるためにはできるだけ必要なものを安く買うようにするなど、節約が必要です。

 

基本的なことですが、一度にたくさん買うと、1個当たりの費用を抑えることが可能です。

 

しかし、お金がなければ一度に買える量は必要最小限のものしか買えません。

 

セミリタイアのために到達するべき最低ライン

3000万円という金額はセミリタイアをするために必要な最低金額です。

 

実際にはもっと多くのお金が必要になります。

 

しかし、50代、60代であれば完全なリタイアを検討していもいいですが、まだ20代、30代であれば体力的にも精神的にもリタイアしてしまうのはもったいないです。

 

であれば、これからのチャンスがあれば働くことを前提としつつも、無理してまで働く必要はないし、場合によってはサバティカルというような、長期の休みを得られることを前提とすれば、3000万円という金額がセミリタイアの最初の関門なのかと思います。

 

資産を作るための基本を着実に実行する

資産を作るための基本を着実に実行

 

では、ここからどうやって、30代で3000万円を作るのかという、実践的な内容に入っていきたいと思います。

 

やらなければならない順番は次のようになります。

 

➀なるべく高収入な仕事に就く

②「収入=支出」を改め、「収入=支出>0」になるようにする

➂余ったお金をコツコツと貯蓄する

④貯まった貯金で資産運用を始める

 

それでは、1つ1つ見ていきましょう!

 

資産作りは基本公式「資産=収入-支出+資産×運用利回り」の実践から始まる

結局お金を貯めるのに手っ取り早い方法というのはなくて、以下の式のように入ってくるお金を増やし、出ていくお金を減らす。

 

資産=収入-支出+資産×運用利回り

 

あとは今持っているお金を有効活用するということくらいしかないのだと思います。

 

収入がたくさんあれば資産ができるかというものではありません。

 

橘玲さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」という本の中にも書かれていますが、資産とは収入の多さではなく、収入と支出の差額から生み出されるものです。

 

橘玲さんとは?


「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』がベストセラーに。気になるタイトルの本をたくさん出している作家さんです。「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」や「臆病者のための株入門」など、僕にとっても非常に多くの学びがありました。
橘玲公式サイト http://www.tachibana-akira.com/

 

収入が多いのに資産を構築できない人は、年収が上がると家賃の高いマンションに引っ越ししたり、高級品などの無駄なものへの支出が増えてしまうことが原因なのではないでしょうか?

 

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 今持っている資産を有効活用する

 

お金を貯める方法は、これらの基本的なことを愚直にやることだと思います。

 

資産作りの前半で大切なのが「収入-支出」、後半で大切なのが「資産×運用利回」

前半で大切なのは、高収入の仕事に就き、投資のための種銭を作ることです。

 

しかし、まだ十分な種銭がないからといって、自分には早いと運用せずにいるのはもったいない人です。

 

資産運用は長期に運用することが大切なのに加えて、経験がとても重要です。

 

ある程度大きなお金が貯まってから投資して失敗してしまうと、それまでの苦労は水の泡になってしまいます。

 

だからこそまだ資金が少ないうちから少額でもいいので投資をはじめてしまい、長期間にわたってコツコツ始めていかなければならないのです。

 

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なるべく長期間で無理せずにコツコツと公式を実践する

無理しないは絶対に重要な要素です。

 

無理するということは、自分のキャパシティ、つまり限界以上のことをやるということです。

 

もしも自分のキャパシティをやってしまうと、自分の持っている株式の価格が常に気になって仕事が手につかなくり、売るべきか買うべきか常に迷うことになってしまいます。

 

その結果として仕事で失敗してしまうかもしれないのです。

 

また、早く資産を作りたいという焦りがあると、通常ではありえないような運用利回りを謳ったウソの詐欺商品に手を出してしまうという原因になるのです。

 

詐欺師に騙されたり、株が暴落したときに、大切な資産を安値で手放してしまうリスクを伴うからです。

 

キャパシティ以上のことをやってしまうと、想定外のことが起きた時にどう対処したらよいかわからずに間違ってしまい、致命傷を負ってしまうかもしれないのです。

 

【収入➀】なるべく安定していて、大きな収入が得られる仕事を選び、就職する

高収入の仕事を探す学生

 

お金を貯めるのに一番貢献したのは、やはり会社からの給料だったと思っています。

 

僕は会社に入社してから10年が経過しましたが、新卒時点から今までの年収を平均すれば、年間500万円くらいになると思います。

 

それが10年間なので総額で5000万円ですね。

 

ここから税金などが引かれて、残ったお金は3500万円くらい。

 

イメージ的には半分が生活費として消えて、もう半分が今の資産に貢献したというかんじです。

 

独身貴族を満喫してしまい、かなりお金を使ってしまう生活でしたが、それでも平均して500万円の年収は十分すぎる金額であり、ボーナスはほぼすべて貯蓄に回すことができました。

 

「安定している=大企業」はほぼ正しい

大企業だからといって、ホワイト企業であったり、安定の保証はありません。

 

しかし、ブラック企業や不安定の会社のほとんどは中小企業なので、大企業に入った瞬間にほぼホワイトかつ安定できる可能性は高いのです。

 

大きな会社は、スケールメリットを最大限に活用した事業ができるし、複数の事業を手掛けることで事業のリスク分散をさせているため、金融恐慌などの事態が起きたとしても中小企業よりは生き残れる可能性が高いです。

 

橋や道路、オリンピックの施設など国の行事や設備などの発注も、大きな会社にまず発注されることになるので、お金の流れる上流の企業に属するというのはとても重要なことだと思います。

 

だから、就職や転職するのなら、大きな企業であることは重視した方がよいです。

 

時流に乗った元気のある会社に入る

給料の高い会社と低い会社があることは誰でもわかると思いますが、同じ仕事をしていても会社が違うというだけでもらえる給料に違いがある場合があります。

 

当然ですが、同じ労働を行った場合にできる限り給料が高い会社に入るようにします。

 

市場が拡大している成長している業界で、時流に乗っているような、登りエスカレーターになっている会社に入るようにしましょう。

 

下りエスカレーターに乗ってしまうと、どんなにがんばっても無駄な努力になってしまいますから。

 

転職してステップアップしてもOK

できれば、新卒の段階で給料の高い大手企業に入った方がいいのですが、転職などで他の会社に移るのも有効です。

 

転職の場合なら、学歴よりもそれまでの実績で評価されるみとになるので、新卒からの就職で失敗してしまった場合でも挽回できる可能性があります。

 

なお、ただでさえ忙しいサラリーマンの転職では、転職エージェントを活用するのがベストです。

 

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【収入②】副業など、会社以外の収入源構築のためにやったこと

本業と副業の両立

 

会社からの給料は大きな貢献をしたものの、昇給は一年に一回のことですし、大きく収入を伸ばすのには限界があります。

 

そこで、僕は会社以外の収入源を構築することを考え始めました。

 

会社からの給料以外で貢献したのは、今はやっていないのですがネットショップとかの副業でした。

 

輸入雑貨のネットショップ運営

一時期、海外のオークション、たとえばeBayから仕入れてヤフオクで転売するような並行輸入の副業が流行っていた時に、輸入品の雑貨を扱うネットショップをやっていました。

 

ただ、こちらは競合が増えてしまったのと、仕入れ元の海外のお店が使えなくなってしまったため、廃業になってしまいました。

 

その後もなんとか続ける方法はないものかと、他の人が運営しているネットショップを購入したりしてみたのですが、失敗続きとなってしまい、今ではネットショップのビジネスは一切やっていません。

 

コンテナ・トランクルーム

あと大きな貢献となったのはコンテナなどの収納ビジネスへの投資ですかね。

まだ日本では成長期の段階で参入できたのが幸いでした。

 

偶然にも参入できたのは奇跡的なことだったのかなと思っています。

 

ブログ、YouTuberいろいろな副業ビジネスがあるがサラリーマンが続けるのは難しい

その他にもせどりと呼ばれる、商品を安く仕入れて、高く売るという方法などもあります。

 

結論をいうと、僕には副業はあまり向いていませんでした。

 

リサーチしたり、販売、発送などの様々な手間があるため非常に大変です。

 

フルタイムの仕事の後だと体力的にきつい

どんな副業でも大変です。

 

ブログの場合

記事をひたすら書かなければなりません。しかも、SEOのことを考えたり、画像を用意したりとかなり大変です。

 

 

ユーチューブの場合

必要な機材をそろえなければなりません。また、ある程度、顔がよかったり聞きやすい声だったり、面白い要素がないとなかなか受け入れられません。

 

芸能人並みとまでは言いませんが、今後競争が激化するにつれて、どうしようもない要素で勝ち負けが決まってしまう可能性があるのです。

 

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FXや株のトレード

トレード方法の勉強が必要ですし、価格の推移を常に認識しながら必要に応じて売買を行う必要があります。

 

特にFXの場合だと、24時間取引されているので夜中に対応しなければならないかもしれません。

 

 

せどり

売れる商品のリサーチをネットもしくは店舗まで出向いてやらなければならない。

 

また、売れた場合は発送などの手続き、苦情対応などが必要になります。

 

 

副業していることが会社にばれる危険性も

ユーチューバーをした場合、自分の顔を公共にさらすことになるので会社の同僚にばれる可能性があります。

 

また、声だけだとしても、ばれるかもしれません。

 

結局、ユーチューブだと再生回数を上げないと儲からないが、再生回数が上がるほどばれるリスクも高まることになるので、会社員がやる副業としてはおすすめできないのです。

 

副業禁止の場合はとくに。

 

また、ネットショップなどですと、特定商取引法の表記が必須となるてので、名前や住所を書かなければなりません。

 

もしも上司や同僚があなたの名前をGoogleで検索したら、一発で特定されてしまうのです。

 

【支出】大きな買い物に注意しながら効果的に支出を減らす

家などの大きな買い物に注意しながら効果的に支出を減らす

 

支出の最小化のためには、現状を理解することから始める

節約をしていくためには、何にどれだけのお金を使っているのかを正確に把握するということです。

 

そのためには、日々の買い物で貰うレシートを整理しておくこと、集計すること、家計簿をつけることが大切です。

 

もし今までも家計簿をつけたけど、長続きしなかったという方は、細かくつけなくてもよいので、大まかに付けるようにしてください。

 

給料だけじゃない利得もしっかり使う。社宅や独身寮。

会社員として働くメリットは安定した収入にとどまりません。

 

募集要項などにも書かれていない、直接金銭ては表現できないような利得である、「複利厚生」という特典を受けることが可能になるのです。

 

たとえば以下のようなものですね。

 

  • 結婚式の費用
  • 家の購入費
  • 病院
  • 薬の安売り

こういっものもしっかりと活用していきましよう。

 

小さな支出より大きな支出の際に節約する

日々の買い物とかはあまり節約のことを気にしなくてもOKです。

 

ポイントカードを買い物のたびに提出してスタンプもらって・・・・

 

お財布がポイントカードでパンパンになってしまうし、ポイントのために買い物をするという無駄なことをしてしまう可能性があるので、各種イベントやキャンペーンがありますが、こういうものはほとんどつかったことがありません。

 

多くの場合、ネットで購入した方が安くなる場合がほとんどなので、電化製品など数万~数十万円の大きな買い物をする場合はしっかりとリサーチします。

 

 

僕は小さなお金をコツコツ節約するよりも、大きなお金が出ていくところでよく考えるようにした方が効率がよいのではと考えています。

 

特に➀家、②自動車、➂保険が天敵

お金がかかることには家、車、保険というのがありますが、このうち保険に関しては本当に最低限のもののみ加入しています。

 

独身で養うべき家族がいないのなら、生命保険はそもそもいりませんし、医療保険だって健康であればそこまで必須のものではないでしょう。

 

そもそも国民皆保険制度のおかげで、病院での費用は3割負担で済むわけですし、手術などで高額になった場合でも高額療養費制度を使用すればかなりの金額を国が負担してくれます。

 

 

更に、貯金がある程度あるからば、そのお金で工面できるので加入の必要はないと思います。

 

そしてもう一つ大切なことなのですが、もしも万一病気になった場合、たとえ保険に入っていたとしても病気が治る保障はありません。

 

あくまでもお金がもらえるだけなんです。

 

だったら、毎月保険料を支払うよりも、そのお金を健康維持のための費用に回した方が賢いと思うのです。

 

一方で絶対に入っておいた方が良い保険というのもあるのです。

 

それは、自動車保険など、一瞬の判断で最悪の事態が起きてしまう可能性のあるようなものです。

 

病気などのように徐々に悪化したり、病気を治すようなチャンスがいくらでもある場合とは異なり、本人が気を付けていても一瞬にしてすべてを失ってしまう可能性があるのです。

 

こういうものには保険料を払ってもよいでしょう。

 

あと趣味として山登りをやるので、遭難した場合に捜索費用を援助してくれる保険などですね。

 

【貯蓄】コツコツと投資のたるの原資を作る

 

ただ、会社に持ち株会がある場合は、最低限の積立金でコツコツ投資していきましょう。

 

持ち株会の利用

会社が倒産した場合、給料を失い株式が暴落するという最悪の事態になってしまうかもしれないので、あくまでも最低限がベストです。

 

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最大のメリットは、会社が補助金を出してくれる制度がある場合があるからです。

 

僕が勤めていた会社には毎月3000円で持ち株会に積み立てた場合、10%を会社が補助してくれて、3300円分の株を行使入できるという制度があります。

 

金額は少ないですが、これだけで10%の利回りで運用できていることになるのでとても理にかなった商品なのです。

 

財形貯蓄の利用

また、財形貯蓄制度の利用も検討しましょう。

 

これは毎月一定金額を給料かせ差し引いて自動的に貯金ができる仕組みなので、振り込まれる前の給料から差し引かれています。

 

お金をもらうとつい使ってしまう人などは、こういった制度を活用していきましょう。

 

僕は以上の制度を利用して、無理のない範囲でコツコツ貯金してきました。

 

どちらの場合も、制度に加入していることを忘れられるくらいの金額で積み立てするのが一番いいのではと思います。

 

【運用】今持っているお金で資産運用する

今持っているお金で資産運用する

 

資産=収入-支出+資産×運用利回り

 

今までは、「収入」「支出」というところにフォーカスした内容でしたが、ここからは「資産×運用利回り」の部分について解説していきたいと思います。

 

お金にも働いてもらうという考え方

人ができる労働には限りがあるので、労働して得られるお金にも限りがあります。

 

しかし、もしもお金にも働いてもらうことができるなら、お金を持っていれば持っているほど有利なので、労働の場合に合ったような限界もありません。

 

投資はこわいという意識がある方も多いかもしれませんが、より多くのお金を得たり、不労所得を得るためにはどうしても投資は避けて通れないことなのです。

 

では、どんな投資をはじめたらいいのか、僕が今までにやってこと、そして今でも続けていることを中心にお伝えしたいと思います。

 

初心者の段階でおすすめ

初心者の段階でおすすめしたいのは、

・利用者がどんどん増えていて人気でああること

・難しい知識なしですぐに始められること

・1万円などしょうがくから始められること

であると考えています。

 

そこでおすすめしたいのでクラウドファンディングとよばれるもので、一般人ではなかなか手が出せないような不動産などの投資先に僕たちのお金を投資してくれるというサービスです。

 

特にfunds(ファンズ)は、先ほどの3つの要素を満たしていることに加えて、投資先が万一のことが起きた場合に備えて関係会社貸付という仕組みを採用している会社なので安心して投資することができます。

詳しくはこちら↓↓↓をご覧ください。

 

 

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少し慣れてきたら挑戦したい投資方法

慣れてきた段階でおすすめしたい投資先は、IPOとサヤ取りと呼ばれる投資方法です。

 

IPO投資

IPOは新規上場の会社の株式をいち早く手に入れて、上場日の高値で売るという方法です。

 

詳しくはこちら↓↓↓をご覧ください。

 

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サヤ取り

サヤ取り値動きが似た動きをする商品を同時に売り買いして、スワップポイントなどの差益を狙うという方法です。

 

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普通の人がセミリタイアしようと思ったら、「給料」こそが一番大切

 

なんだかんだ言って、資産をつくるためには種銭が必要

元も子もない気がしますが、凡人がセミリタイアを目指すならば、やはり会社からの給料が資産の構築には必要不可欠なものだと思います。

 

いずれセミリタイアするためにも資産を持たないうちはこつこつと給料をためましょう。

 

そして、黄金の方程式(資産=収入-支出+資産×運用利回り)にしたがって支出を見直したり、資産運用にも挑戦してみましょう。

 

たとえ運用方法が分かっても、それに投資できるだけのお金がなければ何の意味もありません。

 

まずはサラリーマンの仕事を続けて、種銭を作ることからはじめましょう!

 

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