桃太郎電鉄というゲームを知っていますか?
ニンテンドースイッチ向け桃鉄、「桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!」が2019年9月5日に発売されました。
桃太郎電鉄はナムコが発売する国民的ゲーム
桃太郎電鉄とは、コナミから発売されているゲームで列車にふんしたユーザー(社長さん)が与えられる目的駅を目指してマスゲームのように張り巡らされた日本中移動するというものです。
ゲーム中では、各社長さんごとに1回サイコロを振ることができ、好きな方向に出た目の数だけ移動することができます。
与えられた目的駅に一番乗りで到着すると、賞金を得ることができるのと同時に、次の目的駅が発表されるので、またその駅を目指して競い合うというゲームです。
一番乗り以外の社長さんは、ボンビーという貧乏神が取りついてしまい、やることなすことついていない状況となります。
まさに、勝ち組はさらなる勝ち組へ、け組はさらなる負け組になってしまうという社会の縮図を映し出したようなゲームなのです。
あらかじめ定められた時間が経過すると、ある時点でタイムアップとなり、その時点の資産の大小でゲームの勝ち負けが判定されます。
賞金で土地や資産を購入してどんどん有利になる
このゲームの中で、一番乗りで目的の駅に到着すると、賞金を得ることができます。
最終的には資産の大小で勝ち負けが決まるので、もらったお金は大切に持っていた方がよさそうですよね?
しかし、このゲームではどんどんお金を使った方がいいのです。
各駅では、その地域の不動産や会社を購入することが可能で、貯めた賞金で購入することが可能です。
写真では、千駄ヶ谷の新国立競技場が1490億円で購入できる。
もしも購入した場合の利回りは10%!
これらの不動産や会社を購入すると、年に一度の決算の際に収入を得ることかできます。
もちろん、もらった賞金は使わずに貯めることも可能なのですが、ゲーム中では様々なキャラクターが登場して、せっかくお金を持っていたとしても簡単にとられてしまいます。
一方、不動産や事業を買った場合も災害などの発生により費用が掛かってしまう場合もあるのですが、そういったことはほとんどないです。
ゲームを有利に進めるためには、賞金でどんどん不動産を購入していくことが重要になります。
消費ではなく資産にお金を使う大切さを学べる教育的ゲーム
いろいなゲームがありますが、これほど金銭教育に最適ゲームはないのではないでしょうか?
総合的な学習の時間で『桃鉄』を5時間ぐらいやれば、社会科の『都道府県の特色』と算数の『一億を超える数』ぐらいみんなできるようになると思うけど、こんなこと言ったら総合大好きマンのせいめいどんからラリアットされそうなので言わないでおく。 pic.twitter.com/LIXar9lMpB
— さる@小学校教師|Y.SAKAMOTO (@saruesteacher) January 25, 2020
都道府県を覚える
大きな数字を理解する
などを理解できるようになるのもさることながら、
このゲームを通じて、遊びながらお金を貯めること、資産を購入することで人生を有利に進めることを学ぶことができるのですから、ぜひ子供におすすめのゲームといえると思います。