「石の上にも三年」という言葉を信じて、自分に合わなかったり待遇の悪い会社に居続けるくらいだったら、すぐに転職活動を始めた方が健康上よいです。
その理由は、年を取ってしまうからなんです。
当たり前すぎるかもしれないですが、年を取ってしまうことによる弊害がいろいろな形で表れてくるのです。
目次
なぜ歳をとってからの転職が大変なのか?
ある程度今の会社で経験積んでからと転職が延び延びになっていませんか?
確かに、売りになる技能やスキルを身に着けてからの方が転職活動が有利になりそうな気がするかもしれません。
しかし、若いということ自体がとてつもない価値であることをしっかりと認識し、それを無駄にしないでほしいと思います。
それでは、どんな点が大変なのかを見ていきましょう。
まわりが自分より年下というのがつらい
自分の周りが年下ということ自体はさほど大きな問題ではないのです。
社会人としての年数は長いけど、この会社での在職年数が短いというのが問題です。
年齢が高いということは、年齢が低い人よりもいろいろなことができるはずなのに、会社での経験が浅いという、年齢と社歴のギャップにストレスを感じてしまうんですね。
特にプライドが高い人は要注意です。
未経験の業界に転職した場合はなおさらストレスを感じる可能性が高いです。
自分が大丈夫でも、向こうは年上とみてくるので、教えてもらえないことが多い
先ほどの話で、年齢と社歴のギャップにストレスを感じてしまうと書きましたが、感じにくい人は問題ないのでしょうか?
問題なさそうですよね?
しかし、自分は大丈夫でも、周りの同僚がどう感じているかは別問題です。
入社したてのころはどうしても最初の上司やリーダーが自分よりも年下という場合もあるかもしれません。
本来であれば上司にあたる人はため口で話したいところですが、部下といえども年上に当たるので、どうしても敬語を使わざるを得ないということになるのです。
そうなると、仕事上の指示などが強く言えないことになってしまいます。
結果として、転職してきた人自身には問題がなくても、その上司やリーダーの人からすると「やりにくい・・・」となってしまう可能性があるのです。
会社としては、バリバリ仕事をして活躍してほしいところではありますが、周りの人のやる気を奪ってしまっては意味がありません。
優秀であることに加えて、同僚と仲良く付き合っていけるかが重要なポイントであり、そのために年齢という要素が影響している可能性は高いのです。
自分から相手との関係を構築できないとつらい
というわけで、年齢が高くなってしまうと、自分がつらいかもしれないし、相手もつらいかもしれないのです。
そして、もう一つの弊害が、互いにストレスを感じていることによって、相手との関係性構築に支障が出るという点です。
新卒で入社した場合は、同じ時期にたくさんの同期が居るのが普通ですよね。
しかも会社側もまず会社に慣れてもらおうとするので同期同士が仲良くなるイベントなども設けられていると思います。
新入社員の場合、人間関係の構築→信頼される→仕事をもらう
というようにまずは相互の関係を大切にする傾向があります。
これに対して、中途の場合、仕事をもらうの先で、その中で人間関係の構築をしていく必要があるのです。
転職者の場合はよほどの大企業でもなければ、同時期に入社した人は自分1人だったというのが普通です。
なので、待ちの姿勢ではなかなか打ち解けるのが難しいというのがあります。
このように、転職の場合は教育の機会が限られているので、自分から分からないことをぐいぐい聞きに行ける行ける人でないとつらいのです。
が、年齢によるプライドによもこれがなかなかできない・・・
といなると仕事にも支障が出てしまうのです。
というわけで、転職に不利だからとか、石の上にも三年などとは考えず、もしも今の会社に何かしらの不満があるならすぐに行動しましょう!
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