会社から入る給料は会社の就業規則や上司の評価によって決まるところが多く、個人の努力で必ずしも上げられる性質のものではありません。
よって、自由人になるために必要な経済的自由を得るためには、会社の収入とは別に、収入源を確保していく必要があります。
だからといって、サラリーマンを辞めてしまって、全力で他の収入源を作りましょうということではありません。
確かにサラリーマンはいつ倒産やリストラに合うか分からないのは事実なのですが、安定しているのも確かです。
給料をもらえることは貴重
僕たちが副業をやったとしても、新規に顧客を見つけたり、軌道に乗るまでにはそれなりの時間を投資していく必要があります。
投資した挙句に失敗に終わることだってあるでしょう。
それに比べて、会社はすでにそういう顧客がしっかりあって、商品の生産から販売、アフターケアまでの仕組みがすべて出来上がっているわけです。
会社時代も景気のいい時、悪い時があり、売り上げや収益の変動というのがあります。
しかし、会社は大きな仕組みとして成り立っているために、そういう変動を吸収したり、不足した部分を外から持ってきたりすることが可能です。
よって、末端の社員へ配分される給料としては、よほどのことがない限り安定して一定の額を支払うことができます。
なんだかんだいっても、僕たちがちょこちょこ副業にいそしむことと比較すれば断トツに安定しているのです。
だから、給料という収入源を大切にしない手はないのです。
よほどのことがない限りは簡単に手放してはいけません。
よほどのことというのは、健康を害してまで働くなどという場合です。
サラリーマンとしての収入を維持していくためには
では、この収入源を維持していくためにはどうしたらよいのでしょうか?
人間関係を保つとか、上司に気に入られるとかもあるでしょう。
しかし、これは抽象的すぎて何をどうしたらよいのかさっぱりわかりません。
では、どうするのか?
まず一つ言えることは、常に自己投資は惜しまないということです。
具体的には、資格の取得です。
僕の会社がそうなので、他の会社も大体同じような制度があるのではないかと思うのですが、資格取得奨励制度というのがあります。
これは、この資格を取得したらお祝い金として会社から~円支払いますよという制度です。
会社によっては毎月、資格を取得した人を表彰する制度をやっているところもあるようです。
この制度にはさまざまな資格が一覧になっており、資格の難易度に応じてお祝い金の金額もさまざまとなっています。
お祝い金を目当てに受験するのももちろん良いのですが、この一覧表に掲載されている資格は、基本的に会社側が各社員に取得してほしい資格と考えることができます。
これはつまり、この資格を取得したら会社としてあなたを評価しますよということを意味するのではないでしょうか?!
資格を取得を取得することで以下のようなメリットがあります。
・お祝い金がもらえる
・個人としても成長を具体的な形で会社に示すことができる
・個人としても能力がアップグレードされる