サイドハッスル・副業で収入を増やす

収入源を作り出すまでの考え方(1)

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会社からの収入に100%頼っている状態から、依存率を下げるため何をどのように進めていけばよいのか?

 

そのためには、会社以外の場所からも収入が入る収入源を構築していく必要があります。

 

自分の収入源を作る

 

まず、作るべき収入源には、以下のように大きく分けて二種類あると考えています。

➀フロービジネス
②ストックビジネス

このなかで、まずは➀をしっかり作って、次に②へ進むというイメージです。

フロービジネスは、労働収入とも言い換えることができるもので、インプットとして労働があり、その結果アウトプットとしてお金があります。

 

一方、ストックビジネスはインプットがお金であり、アウトプットもお金です。

 

フロービジネス

 

では、まずフロービジネスについて詳しく考えてみましょう。

 

フロービジネスとは、労働収入、もっと簡単に言えば、働いて稼ぐということです。

 

誰もが知っている、もっともオーソドックスな方法ですね。

 

例えば、コンビニのアルバイトは売り上げによらず、何時間働いたかでお金が支払われるわけです。

 

売り上げが少なかったら困るのはお店の経営者です。

 

売り上げが少なくても、アルバイトには時給をきっちり支払う義務があります。

 

それに比べて、労働者の立場は有利ですよね。

一定の金額が必ずもらえるのですから。

これは、事業上のリスクは経営者が負い、従業員にはリスクがなく安定した収入が得られるということになります。

 

ただし、売り上げが多かった場合は、経営者が儲かることになります。

 

例えどんなに儲かってもアルバイトはあらかじめ定められた時給しかもらえないのですから。

 

これはサラリーマンの場合でも同様で、事業上のリスクまでを従業員が負う必要はありません。

 

従業員は会社の業績がどうであれ、あらかじめ決められた給料を毎月貰うことができるのです。

労働量と収入のイメージを以下に示します。

 

フロービジネスの収益と投入した労働量との関係性を示した図

 

この図のように、フロービジネスとは働いたら働いた分だけ収入が貰えることを意味しています。

 

フロービジネスの課題点

 

ただしフロービジネスは万能なものではありません。

この仕組みで収入がどこまで増やせることができるでしょうか?

資格を取って自分のビジネススキルを上げていくことはできると思いますが、できる仕事は限られており、どうがんばっても二人分の仕事はできません。

 

また、サラリーマンの収入は他人に決められており、自営業者など自分で開業していない限り会社の業績がなどに依存しています。

 

また、誰にとっても1日は24時間なのでたくさん収入を得るのには限界があるし、
高齢になるにつれて不利になっていきます。

 

上限があるならば、フロービジネスへの自己投資は最低限のみにして、
ストックビジネスへの投資をしていく必要があるのです。

 

ストックビジネスとは?

 

次に、ストックビジネスについです。

ストックビジネスは、別の言い方をすれば、不労所得に近いものになります。

 

不労というだけに、働かなくても収入があるということです。

 

ただ、まったく働かないというのは実際には無理で、立ち上げの最初の時期など動かなければならない場合もあるでしょう。

 

例えばどんなものがあるかというと、アパート、マンションなどの賃貸経営、太陽光発電
インターネット上のポータルサイトやブログ運営、預金金利
などがあります。

 

不動産投資は、他人が住んでもらっているだけで毎月家賃が入ってきますし、
太陽光発電ならもっと簡単で、太陽が出ている限り収入が発生します。

 

アフィリエイトなどの広告を自分のサイトに貼ることで収入が発生する仕組み
もストックビジネスに相当します。

 

ストックビジネスとは、自分が持っているものやお金が働いてくれるようなイメージです。

労働量と収入の関係を以下の図に示します。

 

 

ストックビジネスの収益と投入した労働量との関係性を示した図

 

ストックビジネスの課題点

 

ストックビジネスの課題は、フロービジネスの時のように誰かに雇われていないため、失敗してもその責任は自分がとらなければならないという点です。

 

立ち上げ時は特にこれだけやればいいという目標もないし、成功する保証がないので、うまくいくまでやらなければならないという特徴があります。

 

人生3年捨てる覚悟ある? 成功するために必要な「1万時間の法則」
この世の中、何か成果を出そうと思ったら大抵3年はかかります。それを代表するのが「石の上にも三年」という言葉だったり、「1万時間の法則」です。
1万時間の法則とは、何毎に置いてもプロレベルになるには大体1万時間かかるというもので、1万時間を3年で割ると一日約9時間という事になります。
引用:https://www.mag2.com/p/news/21307

 

そのため、ビジネスが軌道に乗るまでは労働量が多いという特徴があります。

その後は、ほぼ不労所得となりますが、定期的なメンテナンスはやはり必要になります。

 

収入の面は、非常に緩やかなに増加していくようにイメージです。

 

なお、成功が保証されたいないため、最悪収入源にならない可能性もあります。

 

今回は、フロービジネスとストックビジネスの紹介まで・・・

次で、この2つの関係性や、最終的にどう収入システムを構築するかを見ていきたいと思います。

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