セミリタイア・FIREについて

いじめられやすい人はセミリタイアという選択肢を持つだけで生きやすくなる

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職場に蔓延するいじめという名の行為

 

「職場での人間関係が劣悪すぎる!」

「なんとなく仲間外れになっている気がする」

「自分のことを悪く言う噂が広がっている気がする」

 

会社という閉鎖的な環境では自分の嫌いな人とも仲良くしていかなければならないため人間関係が作りにくい人や、いじめられやすい人にとっては過酷な環境といえます。

本来、職場は気持ちよく仕事ができるのが一番いいのですが、仕事以外に気を取られて自分の能力を最大限に生かすことができないとしたらこんなにもったいないことはありません。

今回は、職場でいじめられやすい人がどう仕事をやっていったらいいのか?進路などについて解説していきたいと思います。

 

いじめは学校だけの問題ではなく職場にもある

オフィスビルの写真

 

「いじめ」というと学校の問題と考えがちですが、実際どこの会社でも起こる可能性があり自分が標的になってしまうかもしれません。

学校でのいじめは悪口や嫌がらせなど、大人から見ればあからさまないじめである場合が多いかもしれませんが、大人同士のいじめはもっとひどい場合も多いです。

ターゲットとなる社員を無視したり、仕事上の嫌がらせを行って仕事が進まなくさせたりと陰湿なものが多いのが現状です。

弱い立場の社員をうつ病に追い詰めるなど、上司から部下へのいじめだとしたら最悪です。

パワハラやセクハラなどの行為もいじめの一形態と考えることができると思います。

 

「いじめ・嫌がらせ」6年連続最多 17年度の労働相談(2018/6/27)
厚生労働省は27日、労働者と企業間のトラブルを裁判に持ち込まず迅速に解決する「個別労働紛争解決制度」の2017年度の実施状況を公表した。民事上の個別労働紛争相談件数は前年度比1%減の25万3005件。内訳ではパワーハラスメントを含む「いじめ・嫌がらせ」は同1.6%増の7万2067件で6年連続で最多だった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32303860X20C18A6CR8000/

 

労働上のトラブル相談は、25万件にも上っていて、その中でもいじめや嫌がらせが最多であるとのことです。

いじめられっ子は学校時代を無事にやり過ごすことができても、社会人になってからもリスクと向き合っていかなければならないのが現状です。

職場でのいじめ問題は決して他人ごとではなく、誰もがいつ経験してもおかしくない非常に身近な問題なのです。

 

職場でいじめられやすい人、嫌がらせを受けやすい人の特徴

関係者からのいじめは陰湿

 

自分に原因があるかもしれませんが、それにしてもいじめという行為をすること自体が悪質なことです。

自分で改善できそうなところが改善してみるのもいいですが、必要以上に自分を責めないことが大切です。

いじめが発生してしまうメカニズム

学校や職場は、閉鎖的な環境の中で、互いに仲良くしなければならないという暗黙のルールがある環境であるという点で共通しています。

通常嫌なら関わらないという選択を取ることができるわけですが、そういう自由な選択ができないからこそ、いじめは生まれてしまうものなのではないでしょうか?

なぜ自分が標的になってしまうのか?

標的になってしまう原因としては次のようなことが考えられると思います。

仕事ができないなど、他の人と比較して異なる

仕事ができない、もしくは仕事ができすぎるなど、職場の平均から乖離がある場合は標的になりやすいです。

我慢しやすくあまり主張しないタイプである

いじめや嫌がらせは、最初は些細なことからはじまって徐々にエスカレートしていく傾向があります。

もしも最初の小さないじめをしっかり断ることができれば、そこで止まる可能性があるのですが、そこで我慢してしまうといじめている当人にしてみればもっとひどいことをしてみようという気分にさせてしまうのかもしれません。

LGBTなどのセクシャルマイノリティである

LGBTに寛容な企業が出てきているとはいえ、まだまだ日本は遅れています。

多くのLGBTの人はカミングアウトなんてできないのが現状でしょうし、悲しいことですが少数派は多数派からの攻撃対象になりやすいのが現状です。

 

もしもいじめにあってしまった場合はどうしたらよいのか?

いじめ・体調不良は早めの相談が大切

いじめを受けやすい人が自己防衛する方法について考えてみました。

人事担当者などへの相談

もしも同僚によりいじめ・嫌がらせであれば、自分の上司に相談してみるのがいいと思います。

直属の上司によるいじめ・嫌がらせであれば、更に上の上司に相談してみる必要があるでしょう。

証拠を残す

どのような会話であれ、ボイスレコーダーでしっかり証拠となる音声を取得しておくことが大切です。

こうすることで第三者に相談する際の材料になります。

相談機関の活用

社内もしくは外部の公共機関の相談窓口に問い合わせしてみるのもいい方法だと思います。

社内の場合は情報が漏れてしまうのではないかと不安も大きいかもしれませんが、関係者への事情の確認などを会社が行ってくれるる可能性があり、防止するための具体的な施策が実施される可能性もあります。

一方、社外の相談機関を使った場合、情報が会社に漏れる心配はなくなるのですが、外部の機関が社内に具体的な施策を行うことはできないので、自分が変わることを提案されたり転職を進められる程度にしかならない可能性が高いです。

誰かに相談することによる一時的なストレス発散にしかならないかもしれません。

転職や部署異動

別の会社に転職するもしくは、他の部署への異動をお願いするのもよい方法だと思います。

診断書をもらって休養する

もしもどうしてもつらい場合や何か身体の不調が出ている場合は、心療内科などに相談して、診断書を書いてもらうというのも手です。

真面目であればあるほど申し訳ないという気持ちになってしまうかもしれませんが、自分にとって一番大切なのは自分でそのものです。

こういう状態になってしまったのが職場が原因である以上、臆することなく行動するべきだと思います。

セミリタイアしてしまう

もしも十分な資産や収入があるならば、我慢していまの会社に勤める必要はないと思います。

セミリタイアしてもう少し自分のやりやすい仕事を見つけたり、何が向いているか自分を見つめなおす時間を設けることも必要なのではないでしょうか?

 

まとめ

職場でのいじめが深刻な問題です。

たとえいじめから逃げようとしても生きていくために必要不可欠なお金を稼ぐことが目的であるため逃げ場がなく、1人で悩んでしまうというケースが多いのではないでしょうか?

しかし、たとえ原因が自分にあったとしても、こういう状態のまま放置している会社側にこそ責任があると思います。

会社には社員が生き生きと仕事ができる環境を用意することが義務づけられています(職場環境改善義務)。

それを怠った結果なのですから、自分のせいだときめつけないでほしいです。

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