雑記

財産は奪われるかもしれないけど、知識や経験は奪われない!は半分ホントで半分ウソ

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お金や持っているものは奪われるかもしれないが、頭の中にある学んだ知識は奪われない。

誰もが一度は聞いたことがある言葉だと思います。

 

もともとはユダヤ人の教え

この言葉は、ユダヤ人の教えとして有名です。

どんなにたくさんの財産を持っていても、戦争が起これば奪われてしまいます。

実際日本でも第二次世界大戦の終戦後に財産税を導入し、資産家から財産を取り上げるということをしたこしがあります。

最近だと、戦争よりも金融危機の方が怖いかもしれませんね。

お金のない人はそもそもお金を奪われる心配はありませんが、お金を持っている人は失われる危険があるのです。

日本は超債務国であることからも、いつ円の価値が暴落するかわからないのですから・・・

国力はもちろん、財産を持ちことを規制する法律が今後立法するようなことがあればたちまち財産は奪われることになります。

このことからも、「財産よりも経験・知識」は一見すると正しいことのように思えます。

 

若いときであればこの言葉は正しい

もしもあなたがまだ若ければ、この言葉は正しいと言える可能性は高いです。

勉強することでより高収入ややりがいのある仕事に就ける可能性があるのですから。

また、海外旅行するにも体力が必要になるので、若いときの方が有利です。

そういう意味では、若いときであればどんどんお金を使って経験をした方が良いと思います。

お金なんて貯めるよりも旅行や勉強の費用としてどんどん使った方が良いことは正しいです。

しかし、ある程度年齢が高い人となると必ずしもそうとは言えない場合があるのです。

 

脳の病気になったら知識は消える、結局頼れるのは金のみ

誰でも病気になりますよね・・・

歳をとれば病気になる可能性が年々高まっていくのです。

こちらの図は、各年齢別の死因理由を表しています。

年代別の死因

黒で表した部分が自殺を示していて、若い人がとても多いことが分かりますね。

60代以降になると、ガンなどの悪性新生物が主な要因となっていきます。です。

死までいかずとも、病気になってしまうかもしれない確率は、年を取るにつれて増加していきます。

いづれは体が動かなくなる日がくるかもしれません。

 

例えば認知症になった場合を考えてみましょう。

認知症が進行すると、記憶を忘れ最終的には普通の生活を送れなくなると思います。

このとき、単純に生活が困難になるだけではなく、それまで蓄えられてきた知識や経験といったものも同時に忘れてしまうことになるのです。

たとえその人が難関の資格を持っていたとしても、認知症になったらそれらの知識がなくなってしまったのではなんの意味もありませんよね。

それどころか病気の治療のために多額の医療費がかかることになります。

結局、財産がなければまともな治療も受けることができないでしょう。

 

簡単に誰かに譲渡できないということはデメリットでもある

病気で残りの寿命が限られていたり、定年退職する場合など、自分の経験や知識を他人に譲りたい場合がありますよね。

しかし、知識やノウハウを脳から取り出すことができないため、これらの学んでことは一つ一つ教えたり、書籍化したりしなければなりません。

自分が教えようとしても、相手が学んでくれない場合もあるでしょう。

このように知識や経験はその人に属してしまうため、譲渡したいときに譲渡できないという問題があるのです。

それに比べて、金融財産あれば簡単に譲渡できてしまいます。

 

いろいろな視点が考えてみることが必要

知識とか経験を大切にした方がよいという考えは、若い人であればあるほど当てはまる考え方だと思います。

一方で、年齢が上がるにつれて必ずしもそうとは言い切れない状況になっていきます。

どっちがいいということではなくて、年齢やその人の置かれた状況で最適な割合は変化するということなのです。

ある一視点だけではなくて様々な角度から見ることが大切なのではないでしょうか?

 

財産と知識をバランスよく持つ

だからといって、知識なんかよりもお金だと言いたいのではありません。

その人の置かれた境遇、年齢、家族構成などでお金や知識の良好なバランスは変化するということです。

それぞれをバランスよく持つことが大切です。

 

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