もしX年前にズロチ×ユーロのサヤ取り投資を始めていたら今頃どうなっていたか?

taka
異なる開始時期別に投資の成績を評価してみました。

実際にズロチ投資をやっている方は必見の内容です!

ポーランドの通貨であるズロチとユーロを利用したサヤ取り投資を始めてから2ヶ月が経過し、この運用方法がとても安定していることが分かりました。

しかし、安定しているといってもここ2カ月のことであり、ホントのところどうなのかはまったくわかりません。

 

そこで今回は過去データを使って、異なる時期に投資を開始したと仮定した場合にどんな運用成績になっていたかを過去にさかのぼって評価(バックテスト)してみました。

ポイント
  • 年別にどのくらいの利益が見込めるかが分かる
  • どのくらい含み損を抱えることになったかが分かる

▼本投資手法については以下のページで説明しています▼

ポーランドズロチ円とユーロ円でスワップポイントのサヤ取り投資

2018.10.04

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開始年別の投資シミュレーション結果

こちらのページ紹介しているズロチとユーロのサヤ取り投資を1~4年前からはじめていたら今頃どうなっていたかを検証してみました。


ズロチ/円を4.3万通貨買って、ユーロ/円を1万通貨売ったという仮定の場合の結果です。
(この記事のシミュレーションはすべてこの仮定で検証しています)

最大ドローダウンは含み益のピークから暴落した場合の下落幅のことで、一瞬夢を見させてもらってからの下落なので、この下落に精神的に耐えられるかという意味でよく確認しておいた方がよい指標になります。

詳細は下の方の個別の分析結果をご覧ください。

最終利益を確認してみると、2年前の2017年1月1日からはじめた時が一番利益が出ていました。
含み損を抱えることなく今日に至れています。(羨ましい…)

逆に、2018年1月1日から投資を開始していた場合は2018年11月26日時点で-22,600円と含み損を抱えた状態になっています。

実は最大ドローダウンが2018年に発生していることが原因で、2018年から始めた場合、蓄積スワップポイントがまだ少ないため体力がないまま暴落の直撃を受けてしまったような形になります。

5年目以前を作らなかった理由

今回のシミュレーションは1、2、3、4年前と4種類としました。
その理由なのですが、まず以下のグラフをご覧ください。

長期間の価格推移を確認すると、2つの通貨ペアが同じような動きになっている特徴は2013年以降が顕著です。

2013年の時点では仮に相関性があることに気付いたとしても、たまたまそのような傾向が生じているだけと考えてしまう可能性もあり、投資の機会だと認識することは難しいのではないでしょうか?

そういう意味では、2013年以降の2年間程度動きを確認してようやく投資に踏み切るぐらいなのではないかと思います。

2015年時点からの投資もまだ十分に相関関係であることが確認できない中での投資なので相当勇気が必要だと思います。

このことにより2015年よりも前にこの投資をやることは考えられないので、2015年からで検証してみました。


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個別のシミュレーション詳細

それではそれぞれの開始年別の結果について詳細に確認していきたいと思います。

1年前の2018年1月1日から始めていたら

まずはおよそ一年前の2018年1月1日から投資し始めていたら今頃はどうなっていたかの検証です。

赤色ラインが累積スワップポイント、青色ラインが含み損益、緑色のラインが実損益(含み損益+累積スワップポイント)です。

残念ながら投資してから一か月後の2月あたりから含み損を抱え始めてしまいます。
7月以降は横ばいで推移していますが、11月26日まで累積されたスワップポイント14,233円があるものの、含み損が-36,833円あるため-22,600円の最終損益となってしまいました。

最大ドローダウン(最大DD)はどうでしょうか?

以下の図をご覧ください。

4月ごろに実損益(含み損益+累積スワップポイント)は12,018円を付けてから一気に暴落して、7月に-60,904円を付けるまで、ピークから実に-72,922円も利益が吹っ飛んでしまいました。


このくらいの変動が許容しなければこの投資は続けることはできないということですね。

2年前の2017年1月1日から始めていたら

続いて二年前の2017年1月1日から投資し始めていたら今頃はどうなっていたかの検証です。

赤色ラインが累積スワップポイント、青色ラインが含み損益、緑色のラインが実損益(含み損益+累積スワップポイント)です。

投資して早々含み益がどんどん拡大しています。
それに加えてスワップポイントの蓄積もあるため、最終損益62,875円となりました。

最大ドローダウンはどうでしょうか?

以下の図をご覧ください。

2017年の間は目立った暴落は発生しませんでした。

最大ドローダウンは1年前のシミュレーションの時と同様に2018年4月から7月にかけての暴落時でして、-72,922円が吹っ飛びました。

3年前の2016年1月1日から始めていたら

続いて三年前の2016年1月1日から投資し始めていたら今頃はどうなっていたかの検証です。

赤色ラインが累積スワップポイント、青色ラインが含み損益、緑色のラインが実損益(含み損益+累積スワップポイント)です。

この結果はかなり驚きの結果と言っていいのではないでしょうか?
開始早々ものすごい含み損を抱え込むことになってしまいました。

一気に-60,000円までの暴落です。
多くの人は怖くなって損切りしてしまうかもしれないですね…

その後も2016年10~11月ごろにまた暴落が発生していますね。
2016年のアップダウンの繰り返しであまりよい年とは言えなかったと思います。

最終的には32,328円の実損益となりました。

次に最大ドローダウンを確認してみましょう。

2016年はアップダウンが激しく特に開始直後の6万円近くの下げがすごかったですが、それでも2018年4月から7月にかけての暴落の方が大きかったという結果になりました。

最大ドローダウンは1年前のシミュレーションの時と同様に2018年4月から7月にかけての暴落時でして、-72,922円が吹っ飛びました。

しかし、さすがに三年間のスワップポイントが蓄積されていたおかげもあって、最大ドローダウン時の実損益は-5,975円で済みました。


3年間も投資してきて、最後の最後で蓄積してきたスワップポイントが吹っ飛ぶほどの大暴落が起きてしまっているので、投資家から見たらすごくショックな出来事になると思います。

4年前の2015年1月1日から始めていたら

やっと最後の検証ですね。
四年前の2015年1月1日から投資し始めていたら今頃はどうなっていたかの検証です。

赤色ラインが累積スワップポイント、青色ラインが含み損益、緑色のラインが実損益(含み損益+累積スワップポイント)です。

投資を開始して早々に含み益が10万円近く出ています。
しかしその後大暴落してしまい一気に-42,650円まで行ってしまいます。
(これが最大のドローダウン!💀)

4年間もやっているとスワップポイントの蓄積は相当のもので、
スワップポイントの累計は56,661円にもなります。

次に最大ドローダウンを確認してみましょう。

ご覧のように最大ドローダウンの記録を更新するほどの大きな暴落が2015年4月頃から2016年2月頃までの間で発生しました。

実に-145,121円の利益が吹っ飛んだ計算になります。


ズロチとユーロの相関がまだはっきりとわからない中で投資を開始して、
かつ10万円の含み益となり有頂天になっている矢先でのドローダウンなので、投資家にかかる精神的な負担は相当大きなものになるのではないでしょうか?

このドローダウンで多くの投資家が投資を中止することになるでしょう。
生き残れる投資家は、相当自信があるか、または許容可能な十分小さなリスクを取っている投資家のみに限られると思います。

注目すべき指標は最大ドローダウン

以上投資を開始した年代別に見てきました。

やはり株式投資など他の投資とも共通したことなのですが、長期間の投資にすることでリスクは低くなっています。

4年前に始めた場合は14.5万円ものドローダウンを経験していても最終的には利益を残せているのですから。

今回の検証で特に着目してほしいのが、やはり最大ドローダウンの部分です。

1年前からの検証はこれから1年後、2年前からの検証はこれから2年先のこと…
というようにこれから先のことに置き換えて考えることによって資金管理やメンタル面での準備ができるのではないかと思います。


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