日本経済新聞の電子版にこんな記事が出ていました。
「50代のお金のガマン、65歳以降に必ず花開く」
しかし、僕はこの記事を読んで違和感を感じました。
みんな定年後に期待しすぎ!
…だと。
お金の問題さえ解決できればいいのでしょうか?
人生はお金だけではない
例えばマチュピチュ遺跡に行くには6日間かかります。
サラリーマンにとってはゴールデンウィークとか、
お盆とかの長期休暇の時にしかいけないということです。
でも問題はそれだけではなくて、
飛行機、電車、バスへの長時間の乗車に加えて、
遺跡のあるところまでは徒歩3時間の距離があります。
飛行機と電車とバスを駆使しても、
更に体力と気力が必要になるのです。
楽しむためにはお金と健康が必要
定年退職してからはたしてこんなところ行けるでしょうか?
もちろん、健康状態は人により差があるので一概には言えませんが、
定年後も今の健康の状態が続いている保障などありません。
定年後に行こうと考えている場所へ、
定年すぎてからだといけなくなる可能性が高いと思います。
体力的な問題もあるし、
気分が乗らないということもあるかもしれません。
だから、先延ばしにするのではなく、
行けるときに行くことが大切なのだと思います。
お金という側面だけではなくて、
お金以外の要素をトータルで考慮する必要があると思います。
定年後はむしろそういう要素の方が
重要になってくるのかもしれません。
老後の経済的豊かさを生み出す「貯蓄タイムリミット」は60歳まで、となります。これに退職金や企業年金を加えた資産があなたの「老後の財産すべて」です。
引用:50代のお金のガマン、65歳以降に必ず花開く
60歳までに健康のタイムリミットが来てしまうかもしれないことを
考慮すべきです。
定年後稼ぐことはできる
お金を稼げるのは60歳までということはありません。
このブログでも紹介しているようにお金を稼ぐ方法はいくらでもあります。
体を使った仕事だけがお金を稼ぐ方法ではないのです。
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