安定したサイドビシネスを持つことは、より本気で好きなことに打ち込むために必要

ソニーは言わずと知れた家電の大手企業!
だとばかり僕は思っていたのですが、
最近あまりいい状態ではないことは暗いニュース
を見て何となくわかっていました。

最近、表紙の絵が目に留まりまして、
「会計士は見た!」(公認会計士 前川修満)という書物を読みました。

日々起業の会計と向き合っている会計士だからこそわかる
起業の裏事情を会計という視点から分析しており、
会計のことがまったくわからない僕の人間でも
楽しく読め、また勉強になりました。

今回は、この本の中で紹介されていたソニーの話を紹介した上で、
それにより感じたことを書きたいと思います。

まずはソニーの進化がすごい

僕がまだ小学校のころ、
地元にソニーの工場があり、
社会科見学でその工場を見る機会がありました。

現在は別の会社に売却されてしまったのですが、
当時CDラジカセなどを製造する主要な工場で、
工場内てせは自走式のAGVロボットや小さな部品を高速で組み立てるロボット
が動いていたのを覚えています。

工場閉鎖後は別の会社になってしまいましたが、
当時は本当に巨大な工場でした。

僕が今エンジニアになったのも、
この時の見学が大きな影響を受けてのことです。

あれから時は流れました。
僕はただ漫然とソニーは家電の大手だとばかり思っていたのです。

しかし、
カセット、CDなど時代の選択を行く技術を生み出した
「エレクトロニクスのソニー」は、
近年ではまったく業績が悪くなってしまいました。

特にリーマンショック以降は、
主力であったエレクトロニクス事業は
やっと黒字になるか、または巨額の赤字に終わるか
くらいの成果しか挙げられていません。

花形のビジネスが苦戦を強いられる中で、裏では新しい収入源が着々と構築されていた

で、ここから本を読んでわかったことなのですが、
そこまで悲観する必要もなさそうです。

実はこの数十年でソニーは着々と新しいビジネスの苗を育てていました。

その新しい苗とは、「金融事業」です。
銀行とか、保険とかですね。

ソニーにはソニーフィナンシャルホールディングスという子会社があり、
次のような金融事業を行っています。

・ソニー銀行
・ソニー損害保険
・ソニー生命保険

この金融事業なのですが、苗なんていうレベルではなくて、
今やソニーの収益の柱となってしまっているようです。

金融事業は毎年安定した利益を出しており、
ソニーが存続できているはこのおかげといっても過言ではありません。

以下の図を見てください。

エレクトロニクス(図の中では「非金融」)の事業は黒字になったとしてもごくわずか、
赤字の時は徹底した大赤字ということで、
図で見ても波あり谷ありの不安定極まりないものになっています。

その一方で、金融の営業利益は本当に安定していますね。

df

さらに、毎年の投資額も相当のものとなっていて、
今では金融事業の総資産の方が多い状態となってます。

このまま行けば・・・、

というか・・・

すでにソニーは金融機関となってしまいました。

そして花形だった
エレクトロニクスはサイドビジネスとなってしまいました。

ソニーの経営が不振というのは知っていたのですが、
まさかこんな状態になっていたとは・・・
本当に衝撃的でした。

僕が子供のころに描いた夢の種だったこの会社がこうなって
しまったのはとても悲しいことですが、これも時代の流れでしようか?

安定した収益源を手にすることで、本業であるエレクトロニクスでよりリスクが取れるようになる

このことは、別にソニーが金融機関になってしまったということではなくて、
あたらしいソニーになったといえるのではと思います。

ものづくりの世界も昔とは違い、
より厳しく不安定なものになりつつあります。

そのような中で、金融事業という安定した収入源になる
ビジネスを手にすることで、
あくまでも本業であるエレクトロニクス事業に今まで以上に
積極的に、安心して取り組めるようになるのではないかと思うのです。

しかし、このことはソニーだけにとどまる話ではないと思います。
同じことは個人のレベルでも言えることです。

好きなことを積極的にやるためには、安定したビジネスを持っていた方のがやりやすい

一度しかない人生なんだから、
好きなことをやりましょう。

という言葉をよく耳にしますが、
分かっちゃいるけど・・・なかなか。
というのが現状なのではないでしょうか?

やりたいことがお金を稼ぐことができればいいのですが、
どうなるかわからないようなものだったらやっぱり
尻込みしてしまうのは当然です。

その要因して大きいのはやはりお金なのだと思います。

特に年を取っていくとなおさら必要なお金が増えていくので
勇気が必要となり、難しくなっていきますよね。

しかし、
もしも安定した収入の得られるビジネスを持っていて、
お金の心配はなくなったとしたらどうでしょうか?

好きなことにぐっと近づけると思います。

先ほどのソニーの話は、
大手企業だけの話ではなくて、
僕たち個人のレベルに置き換えても、
とても大切なことだと思います。


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