書籍「ストックビジネスの教科書」を読みました

ストックビジネスの教科書 大竹

今回は、最近読んだ書物である「ストックビジネスの教科書」
大竹啓裕著について書きたいと思います。

僕はいままでにもストックビジネスとかフロービジネスという言葉を使って
記事を書いていたので、この本はぜひ読みたい本でした。

本書では、ストックビジネスの作り方を紹介しておりますが、
その対極して存在しているのがフロービジネスです。
筆者はいきすぎたフロービジネスのことを「自家ブラック化」と呼んでいます。

最近、ブラック企業という言葉をよく耳にすると思うのですが、
自家ブラック化とは、自ら進んでブラック化する経営者のことです。

その人は小さな小さな会社の社長でした。
大きな夢を抱えて企業したときの活き活きとした顔
は見せなくなっていました。
食べていくために、休みなく働かざるを得なくなり、
いつしか働く喜びを忘れて、まるでブラック企業で働いて
いるかのように自分で自分を酷使する通称
「自家ブラック化」の袋小路にはまり込んでしまっていたのです。

もちろん、誰もそんなことを望んで企業したわけではないのですが、
月を追うごとに貯金の残高が減っていくところを見ると、
おしりに火がついたように真剣になって、
いつしか夢とか言っている場合じゃない
状態に追い込まれることになるのでしょう。

これからの時代、事業を成功させるために最も必要なこと

働けど働けど楽にならない負のスパイラルに陥る経営者がいる一方で、
最初こそ不安定ではあるものの、
徐々に収益の安定してくる会社もあります。

筆者によれば、この違いは、
広告の成功でも、マーケティング戦略でも、
あるいは技術でもなく、
ビジネスのストック化に成功したかどうかが問題なのだそうです。

たとえ苦労して受注しても、納品してしまえばそれで終わり。
継続的に儲けるなんてことはできません。
これでは過去の営業努力が蓄積されないため、
仕事獲得のために走り回らなければならず、
毎回ゼロスタートとなってしまうわけです。

一方、ストックを意識したビジネスを構築した場合はどうでしょうか?
一度獲得した顧客は継続して
収益をもたらしてくれる可能性があります。

したがって、既存の顧客に対しては、
脱会させない工夫さえ張り巡らしておけばよく、
新規の顧客獲得に全力を注げばよいことになります。
このように、ストックとは積み重なっていくことが
できるビジネスのことです。

しかし、ストックビジネスもいいことだけではありません。
フロービジネスのような、即効性がないんです。
仕組みが完成するまでがとても大変なのがストックビジネスの特徴です。
そのため、わかっちゃいるけどなかなかできないという状態になるのです。

だから、ストックビジネスを作るためには余裕
があるうちに作るというのがミソだと思います。

「ストック」とは恐怖と戦うための武器

貯金がたくさんある人ならばよいでしょうが、
普通の人にとっては稼がなければ生活できなくなるのはあたりまえです。

ストックビジネスを持つことは、
先の不安定なこの社会を生きていくうえでとても大切な武器になると思います。
ストックがあれば、フローで冒険したとしても、
事業は崩れる可能性が低くなるからです。

ストックビジネスは個人レベルの話ではなくて、
会社という大きなくくりで考えてみても、
とても大切なビジネス戦略といえると思います。

フロービジネスの定義

ずばり、究極のストックビジネスは不動産です。もっと言ってしまえば、
無借金の不動産を所有するということ。

筆者によれば、ストックビジネスの定義とは以下だそうです。
➀継続的にお金が入る仕組みであること。
 一時的な収入ではなく、長期にわたり、入ってくる収入であること。
②ビジネス自体を売ることができること。
 自分の能力やキャラクターに依存しないビシネスであること。
 たとえば不動産とか。

弁護士と税理士とでは、税理士の方がより
ストックビジネスといえるとのこと。

なぜなら、確定申告という定期的に発生する
需要に支えられているからなのだそうです。

ストックビジネスを考える上では、
制度や仕組みをヒントにしてもよいかもしれません。

フロービジネスからストック化できる要素を抽出するアプローチ

今回新たな気付きだったのは、どうやってビジネスを作るかという観点です。
僕が以前書いた記事では、現在やっているフロービジネスの
中からストックビジネスを作り出すというような、
今のビジネスからどうストック化していくかという観点ではあまり書いていなかったように思います。

フロービジネスとストックビジネスは、
たとえば「サラリーマン」と「不動産収入」みたいなもので、
互いに関係しない別物というように考え方になっていました。

しかし、これではサラリーマンの経験が生かせず、
異なる仕事をやる必要があるので難易度がとても高いですよね。

フロービジネスは「給料」という前提の上で、
ストックビジネスをどうするかという考え方になっていたように思います。
まぁ、自分の場合を語るうえではこれでよかったのですが・・・

フロービジネスとストックビジネスは別
のものと考える必要はありません。

いまやっているフロービジネスの中からストックビジネスを作り出すということに
着目すればいいのです。

例えば、自営業で自動車整備士をやっている場合で考えてみましょう。
自動車整備士を自営業でやっている場合、
その仕事内容は多岐にわたります。

➀故障した自動車の修理
②消耗品(エンジンオイルやワイパーなど)の交換
③車検
④自動車の販売

自動車というものは、買ってしまえば終わりではなくて、
社会の制度や仕組みなどから、
定期的にイベントが発生します。

まず乗っていればガソリンがなくなりますし、
数千キロを走るたびにエンジンオイルを交換しなければなりません。

また、車検をしっかり受けていなければ
免許を取り消されてしまうので、当然すべての自動車が車検を定期的
に受けています。

当然、その他として自動車の故障というのもあるでしょう。
このように、自動車というもの1つ考えてみても、
ストック化できる要素がたくさんあることがわかります。

単にお金を稼ぐだけではなくて、
フロービジネス、ストックビジネスをうまく組み合わせて
ビジネスモデルを確立していくことが、ビジネスをうまく回し、
安定させるために必要不可欠のことなのだと思います。

自由人になるためには、
ストックビジネスは欠かせないようです。

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