思考停止の原因!それは「恐れ」と「惰性」

自分にとって理想の未来を考え、
万一の場合のセーフティネットさえ準備も万全で、
もう行動に移せる状態になっているにもかかわらず
動けないでいることもあると思います。

そのような場合は、もはや外部の原因ではなく、
自分の心の中の準備ができていないからなのではないでしょうか?

その心の中の準備とは、具体的にはどんなものでしょうか?

自分の描いている理想の未来を手に入れる妨げているものがあるとすれば、
それは「恐れ」と「惰性」である可能性があります。

多くの人は、予測のつかない出来事が起こったり、
幸福が脅かされたりして、
やむをえない状況にならないかぎり、
この「いままで慣れてきた場所」から離れようとしません。

「普通の人」は気づかないけれど、億万長者はここを見ている (単行本)

人は何か新しい出来事が起きたときに、同じようなことが以前になかったか?
過去の記憶を呼び起こそうとする傾向があります。
これは、まだ経験がそもそもない子供に比べて
多くのことを経験し、記憶の蓄積がある大人の方が強い傾向があります。

つまり、大人になればなるほど、記憶が蓄積されて、
過去のからの影響を受けやすくなっていくわけです。

新しい出来事に対して、今までの経験からそれがなんであるか
分析しようと試みるわけです。
もちろん、新しいことなのだから、経験なんてないはずなのですが、
それでも無理に同じような出来事を記憶から引き出して、
その時どうだったかを思い出すのです。

その結果、大人は子供と比較して過去の影響を
大いに受けて生きていくことなります。

一方、子供はまだ経験というものがありませんので、
新しいことに対しても寛容に反応することでしょう。

では、過去に影響されれることのメリットとデメリットを考えてみます。

メリット:
 新しい物事の危険性をやる前から判断可能 → 安全!

デメリット:
 やる前から判断してしまうので、本当にどうなるかは不明 → 機会損失

だと思います。メリットとデメリットは紙一重の関係になっています。
やる前からそのことがどの程度危険であるかを判断できるのはすばらしいことです。
時間、お金の節約にもなりますから。

こう考えてみますと、大人になると、「やること」よりも「やらないこと」
の方が多くなっていくわけです。

その結果どうなっていくか?
「現状維持」になりがちになっていくわけです。

このような習慣が身についてしまうと、
たとえこの先に不幸があることが分かっていたとしても、
現状を維持しようとしてしまうのです。

しかし、もうわかっているとは思いますが、
充実した人生にしていくためには、
「いつもどおり」の安心感を自ら進んで手放していく必要があります。

学生時代は否応なしに卒業という儀式があったと思いますが、
社会人になってしまうと、そういうイベントがありません。
学生時代がすばらしいのは、このように卒業までという
期限が定まっているからではないでしょうか?

「いつもどおり」の安心感はとてもいいものだと思います。
なによりも安定していますし・・・、
でも漠然とした不安にさいなまれることになるのです。
このままでいいのだろうか?って。

人はわがままな存在ですよね。
安定を望んでいながら、
いざ安定を手に入れてしまうと飽きてしまい、
刺激がほしくなるのです。

明確な卒業式というイベントがなくなってしまった今、
僕たちにできることは自分で勝手に「卒業式」を設定することです。

これは今までの慣れた世界を捨てて、
新しい世界に飛び込むことです。

悲しいですが、同時に楽しみでもあり、
人生を豊かなものにしてくれるはずです。

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